TBSの企業価値向上を目指して

TBSの企業価値向上を目指して

率直な感想を申し上げますと、今回、私たちと同じTBSHDの株主の皆さまから、多くの支持を得ることができなかったことはとても残念です。

TBSHDの大量の政策保有株式については、(1)TBSHDの時価総額が資産価値を約2,000億円も下回っていることに表れているように、TBSHDの企業価値を大きく下げる要因になっている、(2)TBSHDの本業である放送事業に関連がない、(3)持ちつ持たれつの相互依存関係による安堵からTBSHD経営陣の経営に対する責任意識や、(株主の皆さまから預かっている)会社の資源を注意を払って使うといった意識を低下させている、(4)コーポレートガバナンス・コードの原則に反している、という事実に間違いはないと思います。

私たちは、私たちの提案がISSから強く推奨されていたこと、TBSHDの経営陣がここ数年変わらずにスチュワードシップ・コードが推奨するROEの最低基準も達成できていない状態が続いていることを踏まえると、機関投資家からより多くの支持をいただけなかったことは特に残念に思います。

同時にTBSHD経営陣が政策保有株式について、最近改訂されたコーポレートガバナンス・コードに照らして考え直す必要があるという方針を認識していることについては、評価できると思います。昨年同様、TBSHD経営陣の取締役候補者の再任に対する反対の声があがった投票結果から、TBSHDの株主が経営陣に抱く不満をTBSHD経営陣は無視できないでしょう。

これからも、私たちは直接TBSHD経営陣及びTBSHD株主の皆さまと、企業価値及び資本効率の向上、コーポレートガバナンスについて対話を続けていくつもりです。取締役会の合意が得られる建設的な解決方法を見いだせるよう本音で対話ができればと思っております。

ことしの定時株主総会はこのような結果になりましたが、私たちは私たちの提案と活動が前向きな支持を得、日本で好印象に受け止められたと感じています。そして、私たちは長い目でみれば、TBSHDの株主にとっての積極的な利益を手に入れるための第一歩を踏み出したのだと思っています。

情報提供の目的及びステークホルダーの皆様との対話を続けるため、このウェブサイトは引き続き公開致します。

 

2018年7月5日
CEO
ジョー・バウエルンフロイント